その他
食事

鑑賞中の飲食はしないほうがいいような気がします。
たま〜にお菓子つまんでらっしゃる方もみかけますが。。
個人的にはやめてほしいなあ・・・・と思ってます。
お腹が空いたら観世会館の2階へ行きます。簡単なお食事処があります(観世会館に限りますが。。他の能楽堂は知りません。。)。会館の2階のロビーにはお茶入りのポットも用意されてますので、おにぎりさえあれば空腹を満たせます。。
あーでもあんまし満腹になると、お能観ながら船を漕ぐことになってしまうかも・・なので要注意です(笑)



携帯電話

能楽堂に限らないですが、舞台の鑑賞中は電源切っておかれた方がいいと思います。。日常を忘れられるせっかくの贅沢な時間が、携帯電話で壊れたてしまったらもったいですし。


写真撮影

写真撮影は禁止です。きっとシャッターチャンスを狙って構えて観るより、お能の雰囲気を感じて楽に鑑賞するほうが楽しめるんではないかな。。と思います。


演能中の出入

演能中の出入りはなるべく避けた方がよいとおもいます。露骨に立ち上がると舞台(演じている側)からも目に入ってしまうそうです。
どうしてもというときはこっそり立ち上がってこっそり退出します。
わたしも観たい曲に遅れてしまって、途中から観たい。。というときがよくありますが、やはりこっそり扉を開けて、さささっ(笑)っと空いている席に着席するように心がけてます。。堂々としなければ、周りの方や演者の方の気分を害することも少ないと思います。


拍手のタイミング

おシテさん(主人公)が幕入される位に拍手すると決まっているみたいです。番組(プログラム)にも「拍手はシテ幕入後にお願いします」と書いてあったりします。わたしなんかは、留拍子の直後に拍手したくなるときもあるのですが。。
松井先生にお聞きしたところ、やはりおシテさんが幕入するまでは、曲は終わっていなということなんだそうです。おシテさんは幕入して、鏡の間で面(オモテ)をはずした時初めて自分に戻るのだそうです。
また、お能は余韻を大切にするものだともおっしゃっていました。留拍子の直後に拍手したら曲の雰囲気を壊すことに繋がってしまうと考えるそうです。
それから、演能の後に拍手する習慣自体が近年になってからのことだそうです。
なるほど。。と非常に納得しました。
あとは出演者の方やお囃子方が幕入&退出されるたびに拍手。。という感じです。
あ。でもタイミングなんて難しく考えなくて、他のお客さんの拍手を聞いていれば、どんな風かすぐ分かると思います。


睡眠??

私個人的にはOKなんですけどどうでしょうか・・??(誰に同意を求めているのか・・??(笑))
わたしも「お眠り」の常習犯なので(汗)
眠いの我慢してしんどい思いするのではお能見に来た甲斐がないと思うので、眠い時には寝てしまおう。。というのがわたしのやり方(笑)です。
退屈だから眠くなるのではなくて、気持ちいいから眠くなるんです!だって、序の舞の笛の音なんて、まるで子守唄ですよ。←言い訳
でも、きっと起きていても、眠っていても(笑)どちらにしろ、お能を感じることが出来ればそれでいいのでは。。と思うのでした。

(文責:N)



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