 「西王母」の内容 |
| 国際面 〜超ゴージャスマダムの大乱舞 in謡曲『西王母』〜 中国、周代。帝主催の三千年に一度の珍宴会が開催された。 里の女から桃の実を献上する旨の奏聞に対し、帝は天上の園に生育する西王母の桃であろうと大喜びしたが、当の女は、自分が西王母であると告白して後、行方不明となってしまった。 その後、帝が管弦による大宴会を開催して待機していると、侍女を従えた西王母が光り輝く豪華絢爛たる姿で出現し、予約通り桃の実を捧げ、さらに優雅に大乱舞しながら天上界へと帰っていった。 とにかく、マダム西王母のスケールの大きさとゴージャスぶりは隣国の某姉妹の比ではない。 プレゼントをすれば、相手は時の帝であり、そのお品はなんと３千年に１度しか開花結実しない超プレミアものの桃である。 そして住居にいたっては、天上界であるというのだから。 （文責：めぐ） |
