装束・面 |
前シテ:水衣着流しの老人出立(観世・喜多) 白垂・唐帽子の中国風の老人出立(宝生) 黒頭・水衣(金剛) 小牛尉(阿古父尉) 怪士(金剛) 後シテ:唐冠・赤頭(宝生では黒頭にも)・袷狩衣・半切 小べし見 子方:唐織壺折・緋大口 唐織着流し 唐織・側次 など 後ツレ:赤頭・法被・半切 顰 ワキ:唐冠・袷狩衣・白大口 ワキツレ:洞烏帽子・袷狩衣・白大口 |
作り物 | 小書き | |
一畳台2つ、引立大宮、小宮 鏡台 |
白頭(宝生流) 後シテはべし見悪尉の面に白頭で、熨斗目をかずいて出てくる。 それをはねのけて姿を現し、名のりとなるため、〈大ベシ〉の囃子は使われない。 |
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狂言口開(きょうげんくちあけ)とは | ||
この曲は、狂言口開で始まります。 狂言口開とは、一曲の開始が間狂言による形式のことをいいます。 一曲の最初に登場して、一曲全体の導入の役割を果たす役割があります。 狂言口開の曲は他に「邯鄲」「班女」「鶴亀」などがあります。 (文責:とりあ) |